3DS(デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム)
3DSってなに?
3DSとは、むし歯の原因菌であるミュータンス菌を除菌する画期的なむし歯予防法です。3つのDすなわち Dental Drug Delivery System (デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム)の略称です。2002年に国立感染症研究所(花田信弘、武内博朗ら)が発表した技術で、従来にはなかった新しい、最強の虫歯予防法です。
最近は歯周内科(歯周病治療の最新療法)や口臭予防にも効果をあげています。
3DSの原理と方法は?
3DSは、ミュータンス菌が歯面の表面にしか住めないことを利用した除菌法です。歯面だけに薬剤を作用させれば、むし歯の原因菌を確実に集中的に除去できるというわけです。
しかし、ミュータンス菌は歯の表面にヌルヌルした膜(バイオフィルム)を形成しているため、薬剤が内部には浸透しません。そこで歯のクリーニング(PMTC)との 二段階の方法で行なわれます。
| 1. | バイオフィルムを歯のクリーニング(PMTC)で破壊します。歯科衛生士が専門技術と器具で清掃します。 |
|---|---|
| 2. | 歯並びに合わせたトレー(ドラッグ・リテーナー)に薬剤を入れて歯面に集中てきに作用させます |
※この方法では薬が唾液で薄まらずに、確実に菌を除去することができます。薬剤を変えれば歯周病菌の除菌(歯周内科)や口臭予防に効果を発揮します。
